【風の時代のリスクについて考えるコラム】 「私は、風の時代を賞賛する気にはなれない」

 

 

 

『風の時代って、今の新型コロナ(風邪)が去った後の時代のこと?』

 

ふと、そんなことを考えていた。

同じ、「かぜ」と読む。

 

かたや「邪」が付くぐらいだから、この「風」と「風邪」は違うもの。

意味も違う。邪と見ると良くない印象を深読みしてしまう。

 

昨年末から始まったと語られる『風の時代』は、どんな時代なのかを、

私の枠で、語ってみる。

風の時代は、個人中心の時代であるのは間違いない。

 

これまでの財や物質、組織を重視する時代(土の時代)から変わってきているのは、実感している。

 

ただ、その個人中心の時代に入ることで良くないことが続発しているのも感じる。

 

コロナ禍による、醜い部分のあぶり出し。

攻撃性があぶりだされたり、変な正義感で他者を迫害したりと、差別や差別が続く。

 

特に、ネット上は「治安維持」が必要なのでは? って思えることも多い。

誹謗中傷が字面で残る怖さが、日本各地を苦しめている。

村社会の慣習、村八分を恐れる風潮が出ているのも感じる。

 

いろんな怖さが、ネット上にあるのは確かだが。

 

今が風の時代ならその自然現象を例えにして、風についてのリスクも考える必要があるのでは?

 

 

自然界には、同じ風でもいろんな風がある。

追い風、向かい風、横風、台風……。

 

 

 

いろんな風があるけど、ふと考えてしまうのは、

 

「今は風の時代というが、逆風だったらどうすの? 」

 

ってこと。

 

 

アンチが出たときどうするの?

耐えられる?

有名税とか言って叩かれたら辛くないですか?

 

ネットの風邪は、弱まってもどこかに残ってしまう。

 

土の時代の良さを否定してまで、風を絶賛できない。

 

火の時代の負の遺産を持ち出しかねないよ。

 

追伸

「引き寄せの法則」が流行ったときも、強い違和感があった。

引き寄せの法則で叶った願いが、他の誰かの不幸になっても大丈夫なのか?

他者にとって、その願いは呪いになっていないか?

願望実現をすることで、誰かを不幸にしていないか?

少ない願望実現のエネルギーを奪い合いしていないか?

 

 

引き寄せの法則は、無限だというのでそういう奪い合いは無いと納得したりもしたが……

本当にそうなのかという、疑問を持ち続けた事を思い出した。

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